和家具の洗い、修理、削り直し、再生 (家具修理再生、リフォーム)

水屋箪笥、時代たんすをはじめ、茶箪笥、机など、あらゆる和家具の修理、洗い直しをしております。ご家族の思い出や時代の重みを残して、蘇る和家具、大切にお使いください。

和家具、時代箪笥他、修理再生例 (家具修理再生、リフォーム例)

江戸文政期、帳場たんす(時代箪笥)洗い、修理再生、古色仕上げ


家具修理再生リフォーム、江戸文政期帳場たんす(時代箪笥)修理再生古色仕上げ 家具修理再生リフォーム、江戸文政期帳場箪笥(時代箪笥)修理再生内部拡大写真
江戸文政期、帳場箪笥(時代箪笥)更生
 仕上げ(天然染料と薬品着色による古色仕上げ)
 お客様は、京都山科在住ですが、箪笥は福井県のご実家のものです。一度水害に会って、かなり傷んでいましたが、再生して使いたいということで、ご注文を頂きました。傷みがはげしく、解体修理しました、右写真は内部の拡大写真です。
 部分的に新しい部材に替える所が多かったですが、ほぼ、時代の重みを残すことができました。
(費用は、39万円でした 修復箇所が多く、費用がかかりました)

桑箪笥、洗い、修理再生(リフォーム)、桑色着色仕上げ

家具修理再生リフォーム、着物生地引戸桑たんす修理再生、桑の古い箪笥を洗って修理リフォーム桑色の着色に仕上げ 幅3尺(90cm)の箪笥が2つ連なって、幅1軒(180cm)、桑の古い箪笥です。洗って、修理をして、桑色の着色をして、仕上げました。東京に居られるお客様の息子様が使われるそうです。お母様の(注文のお客様)使っておられた古い帯を引戸の表具に使いました。引き戸の表装はうちの馴染みの表具やさんに頼みました。柄を上手に組み合わせて、貼り付けてもらいました。お客様が、この帯を使った表具を見て、表具屋さんの仕事を褒めて大変喜んでおられました。東京に居られる息子様は、きっと帯の引き戸を見る度に、京都に居られるお母様を思い出されることでしょう。
(費用は、2棹で43万円でした)

桑箪笥、洗い更生(修理再生)、桑色着色仕上げ

家具修理再生リフォーム、桑箪笥(3尺の箪笥が2つ合わさって1軒になる桑タンス)修理再生、洗い、修理をしてあまり色を付けずに仕上げました。 3尺の箪笥が2つ合わさって1軒になる桑の箪笥です。洗って、お直しして、あまり色を付けずにし上げました。金具が、素朴に映えるかと思います。
 
(費用は、2棹で35万円でした)

紫たん箪笥洗い、修理再生(リフォーム)、紫檀色着色仕上げ

家具修理再生リフォーム、紫檀箪笥(大正時代の大阪で作られた紫檀の箪笥)修理再生、リフォーム完了 お客様は京都に住んで居られますが、箪笥は大正時代に大阪で、作られた紫檀の箪笥です。大正時代は、唐木の製品が結構多く作られました。大阪など、繊維製品を船で南方に運んで輸出した後、空っぽの船に、南方で産出するから木を運んで帰りました。それで、大阪などで唐木製品が作られる様になりました。ですから、唐木の歴史は、日本の繊維工業の発展とともに始まったと言えます。大体、明治末期から大正にかけて唐木が使われるようになったのです。意外と唐木の歴史は浅いです。今は、中国から安い唐木の製品が入って来て居りますが、使いがってはやはり大阪などの唐木の製品が良いかと思います。そのような訳で、少々費用をかけても修復して再生しても良いかと思います。
 
(費用は24万円でした)

黒柿たんす、洗い、修理再生(リフォーム)、黒檀色着色仕上げ

家具修理再生リフォーム、黒柿箪笥修理再生、洗い修理をして削り直し、仕上げは、天然染料や薬品で黒檀色(黒紫色)に着色し、ロウで磨き上げ洗い、修理、削り直し、再生
仕上げ(天然染料、薬品で黒柿色又は、黒檀色(黒紫色)に着色し、ロウ磨き上げ)
(費用は27万円でした)


黒柿たんす、更生

桑、鏡台洗い、修理再生(リフォーム)更生

桑、鏡台洗い、修理再生(リフォーム)更生
 戦前の桑の鏡台を洗って、修理して再生しました。
 鏡は新しい軽い物に替えました。







鏡台の脚
 仕上げは、石灰乳のアクでこげ茶色の桑色を出し、さらに染料で補色し、ロウで磨きあげました。








鏡、替えました
鏡は、新しい物に替えました。

座敷机(紫檀座卓)修理再生、 修復し、拭き漆仕上げ(塗り直し) 

家具修理再生リフォーム、紫檀座卓(拭きうるし塗り直し)修理再生、染料と薬品で着色し漆のサビで目止めをして木漆をすり込んで拭き取る作業を何回か繰り返して仕上げました

家具修理再生リフォーム、紫檀座卓(拭きうるし塗り直し)修理前古い、紫檀の座敷机を塗り直しました。拭き漆の仕上げでしたので、同じように拭き漆をかけて仕上げました。古い拭きうるしの塗膜を一皮むくように研ぎおろして、木地を出し、染料と薬品で、紫檀色に着色し直し、漆のサビで目止めをし、生漆をすり込んで染み込ませては拭き取ると言うことを何回か繰り返して、仕上げました。このような仕上げ方は、漆の技法で、拭きうるしまたは摺りうるしと呼びます。
小さい写真は、作業にかかる前の写真です。大きな写真は、納品時の写真です(京都 後藤様)後藤様ご夫妻は、大変、感じの良いご夫妻でいられ、写真を取らせて頂きました。大変、嬉しく有難く思いました。そして、奥様がお茶とお菓子を出して下さいましたが、納品した机に出して下さいました。自分が仕上げた座卓を自分が使わせて頂く事になって、汚してしまったら大変と思い恐縮しましたが、大変嬉しく、感謝しました。

桑茶たんす洗い、修理再生(リフォーム)、桑色着色仕上げ

家具修理再生リフォーム、桑茶箪笥修理再生、仕上げは、石灰天然染料薬品で着色(こげ茶)してロウで磨き上げ仕上げ(石灰、天然染料、薬品で桑色(こげ茶)に着色し、ロウ磨き上げ)

桑、茶たんす、更生

桑、違い棚、修理再生、洗い、リフォーム

桑、違い棚、建具の框組み直し 京都の衣笠のお客様です。
 全体を洗ってお直しし、化粧し直しました。
 建具の鏡板が、蒔絵で加飾してあったり、彫刻が施されていたり、焼物が使われていました。
 それを外し、組み直し、調整し直しました。
桑、違い棚、修理再生、リフォーム
 天板や棚板は、割れがあったり、シミがが付いていましたので、修復して一皮削り直しました。





桑、飾り棚、洗い、お直し、更生

 さらに、全体を、糊を入れて閉め直し、元のように着色し直して、ロウで磨き上げました。

(費用は、21万円でした)

紫たん飾り棚、解体修理、洗い、リフォーム、紫檀色着色仕上げ

家具修理再生リフォーム、紫たん、飾り棚修理再生、洗い解体修理し、古いにかわ糊をとってから組み立て直しました天然染料と薬品で着色(黒紫色)しロウで磨き上げ仕上げ(天然染料と薬品で紫色(黒紫色)に着色し、ロウで磨きました。)
  お客様は、京都伏見在住ですが、富山県のご実家のものです。ほとんど半分位、バラけていましたが、再生して使いたいということで、ご注文いただきました。
 洗って、解体修理し、古いにかわの糊を取                紫たん、飾り棚         ってから、組立て直しました。 

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和家具製作、修理再生と漆塗り、京都の大東漆木工