桐たんすリフォーム(修理、再生)、お客様のご希望を沢山叶えられるように…

 桐たんすのリフォーム(修理、再生)で大事なことは、お客様のご意向に沿って、桐たんすを修理し、再生させて頂くこと事かと思います。
 そして、お客様のご希望をたくさん叶えられるように、職人は、腕を磨くべきかと思います。

桐たんすのリフォーム(修理再生)の例を下記の三つに分類しました

一般的な桐たんすのリフォーム、更生 (修理、再生)例 (家具修理、再生)

桐箪笥、修理、更生、リフォーム

IMG_0023(ウズクリ、ヤシャ、トノコ化粧仕上げ)
※金具は、グリーン色のメッキにしました。
 お客様は、京都在住ですが、箪笥は福井県で造られたもののようです。
 桐たんすの洗い、修理をして、削り直して、ウズクリをかけ、トノコで化粧仕上げしました。
 (費用は、19万円でした)


桐たんす、化粧直し

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桐たんす、削り直し、再生、リフォーム

IMG_0024(ウズクリ、ヤシャ、トノコ化粧仕上げ)
 お客様は京都在住ですが、滋賀県草津市のお友達から、桐タンスを譲り受けられ、リフォームすることになりました。
 扉が大きいので、仕上げに苦労しました。でも、お2人とも大変お喜びになられ、桐たんすのリフォームのご注文を、また、もう1つ下さいました。
※金具は、メッキし直しています。
(費用は、17万5千円でした)

桐たんす、修理、再生、リフォーム

桐たんす修理、再生洗い、リフォーム、ヤシャトノコ化粧仕上げ 古い桐たんす、洗う前の状態

部分的に新しい桐の木に替え修理し、削り直した桐たんす 京都市北区の西賀茂のお客様です。
 お客様の家は、西陣でお人形の着物を造る、大変、珍しい仕事をされて居られます。
 幅四尺の桐たんすですが、大変傷んでおりましたが、大々的に修理をし、具合の悪いところは、新しい桐の木に替えて修復しました。
 写真の白く見えるところが変えたところです。
 そして、さらに砥粉化粧をして、再生、リフォーム完了です。
 桐たんすの扉の練り付け板修理 桐たんす引戸の張り替え修理

桐たんす、洗い、修理、再生

桐箪笥更生(幅4尺)(ウズクリ、ヤシャ、トノコ化粧仕上げ)
 お客様は京都在住です。
 娘様が、ご結婚されて、東京に持っていかれるということで、洗い直し、リフォームしました。
 金具は、地金が銅で、素赤の更生にしました。
 (費用は、22万円でした)


桐たんす、修理、削り直し、再生

桐箪笥更生、2竿(ウズクリ、ヤシャ、トノコ化粧仕上げ)
 左右一対の桐たんすです。お客様は京都在住ですが、大阪に住んでおられるお孫さんが、使いたいと言うことで、洗い直して、修理をして、再生致しました。金具は、メッキするよりも、古いままのほうが、いいと言うお孫様の、ご希望により、メッキせず、そのまま、付け直しました。
(費用は、2棹で25万円でした)

桐たんす、木地仕上げ、更生(洗い、修理、削り直し、再生、リフォーム)

桐たんす修理、再生、リフォーム、木地仕上げ桐たんす洗い、更生、削り直し、木地仕上げ
 
 奈良県に住んでおられるお客様から、ご注文いただきました。
 もともと、桐たんすは、以前、住んでおられた京都の家にあったのですが、お直し(修理再生、リフォーム)して、奈良の王子のお宅まで、お運びしました。
 トノコ化粧せずに、木地のまま、ロウで磨いて、仕上げました。
 少々、桐のアクが出ておりますが、桐の柾目の木肌が味わい深い、素朴で古風な桐たんすに仕上がりました。
 金具は、銅の素赤色が、雰囲気良く出ていましたので、メッキせずに、そのまま使いました。
(費用は22万円でした)

桐箪笥、リフォーム、削り直し、再生

桐箪笥更生、三つ重ね(ウズクリ、ヤシャ、トノコ化粧仕上げ)
※金具は、珍しい箱取っ手です。でも、傷んでいたので、新しい物に替えました。
桐タンスの修理・更生、砥の粉で化粧仕上げしました
 (費用は、31万円でした。)




桐箪笥、リフォーム、洗い、再生

桐たんす修理・再生(ウズクリ、ヤシャ、砥の粉化粧仕上げ)
 大阪のお客様からご注文いただきました。
 桐箪笥の、洗い、修理・再生、砥の粉で化粧仕上げました。
 (費用は、16万円でした)





桐タンス、再生、修理、リフォーム

桐箪笥更生、洋服箪笥(ウズクリ、ヤシャ、トノコ仕上げ)
桐の古い洋服箪笥です。扉の金具が破損していて、新しい物に、替えました。真ん中の召し合わせ定規も潰れていて、新しく作り直して、付けました。お嫁さんが、是非使いたいと言うことで、リフォームしました。
 (費用は、23万円でした)



桐箪笥、洗い、修理、再生

桐箪笥更生、前面・トノコ(ウズクリ、ヤシャ、砥の粉化粧仕上げ)
引出しと引戸は、砥の粉化粧仕上げで、本体胴柄は、染料と薬品の着色による、古色仕上げです。コントラストを生かしました。金具は、銅で出来ていて、メッキせず、銅の素赤の色を生かして、そのまま付けました。
お客様が、家を新築された時に納品しました。新しい、部屋にも良く合い、大変喜んで下さいました。
(費用は、33万円でした)


桐の時代箪笥 修理・再生・リフォーム(更生)例 (家具修理、再生)

桐箪笥(時代箪笥) 洗い・修理・再生・リフォーム

桐の時代箪笥、修理、再生 (リフォーム)木地仕上げ削り直し、木地仕上げ金具は、更生再利用
古い桐の時代箪笥です。
金具を全部取り外して、洗って、修理をして、削り直して、木地仕上げにしました。
裏面を外して、半分ほど解体修理して調整し直しました。かなり、古いもので、大分傷んでいましたが、何とか修理をして削り直して、木地の風合いを生かした生地仕上げにしました。金具は銅で出来ており、専門の業者に黒くくすべ色に薫習してもらいました。欠落している金具も多く、注文で新規製作してもらいました。
近くにお住まいのお客様で、何度も足を運んで頂き、充分な打ち合わせが出来、大変喜んでいただきました。
 (費用は43万5千円でした)

桐箪笥(時代箪笥 )洗い・修理・再生・リフォーム

桐箪笥更生(時代箪笥)、木地仕上げ削り直し、木地仕上げ
金具は、更生再利用

古い桐の時代箪笥です。
江戸時代後期のもので、金具をとめてある釘は、和釘を使ってあり、釘も再利用して欲しいとの、お客様の要望で古い和釘も、たたき直して、燻し直して、再利用しました。かなり傷んでいましたが、ほぼ元の状態に戻して化粧せず、木地の風合いを生かした、木地仕上げにしました。金具は、サビを取り黒塗りし直しました。
(費用は31万円でした)

桐箪笥(時代箪笥 )洗い、修理・再生リフォーム

桐箪笥更生(時代箪笥)、金具・三つ重ねウズクリ、ヤシャトノコ仕上げ
金具は、更生再利用

 古く傷んだ、昔の古い桐の時代箪笥を修理しました。
 前面を貼り替えて、ウズクリをかけ、ヤシャ、砥の粉化粧して、仕上げました。
 金具は、サビを取り、黒塗りし直しました。
 (費用は29万円でした)



桐箪笥(時代箪笥) 洗い、修理・再生、リフォーム

桐箪笥(時代箪笥)修理再生リフォーム完了時写真削り直し、木地仕上げ
金具は、更生再利用

金具を取り外して、洗って、修理しました。
本体の前面のわく回りは、貼り替えました。削り直して、化粧せず、木地仕上げにしました。
千葉県のお客様で、、納品は運送業者に頼みました。
金具はサビを取り、黒塗りし直しました。

桐チェストにリメイク(桐たんす修理、再生、リフォーム例)

洗いざらしの桐チェスト 2013年1/18

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 古い三つ重ね桐たんすの下の部分を再利用して、桐チェストにリメイクしました。
 
 




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 洗って修理をし、天板や台輪は、新たに作りました。
 






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 お客様の希望で、古い部分は、洗ったままで、削ったり色をつけたりせずに、傷もそのまま残しました。






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 洗いざらしの古い桐たんすの部分と、天板や台輪等、新しい桐の部分とのコントラストが、斬新で味わい深いです。

 



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 桐たんすの後ろ側は、ほとんど新しく替えました。







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 新しい天板を外すと元の古い天板があります。







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 新しい天板は、元の古い天板に、このようにカチッとはめ込んだり、はずしたりできるように致しました。

 愛着のある桐チェストとして、また長く使われることと思います。



桐チェストにリメイク(ローチェスト)(桐たんす修理、再生、リフォーム)

桐チェストにリメイク(ローチェスト) 三つ重ねの桐たんす
 テレビを置く桐のローチェスト
 寸法幅1180×高さ570×奥行400
 表面の仕上げ、染料、薬品着色、ロウ引き仕上げ
 京都市内のお客様からご注文いただきました。
 三つ重ねの桐たんすを、テレビを置けるチェストにして、使いたいというご希望でした。
 三つ重ねの一番下の段を利用して、ローチェストにしました。
 テレビが置けるように、新しく厚めの桐材で、天板を造って、古い天板の上に、かぶせるようにして、補強しました。

桐チェストにリメイク(ハイチェスト)(桐たんす修理、再生、リフォーム)

桐のハイチェストにリメイク  テレビを置く桐のローチェストと、電話等を置く、桐のハイチェスト
寸法幅1180×高さ1215×奥行400
表面の仕上げ、染料(ログウッド)、薬品着色、ロウ引き仕上げ
 前項の、三つ重ねの桐たんすを、チェストにリメイクするのと、一対のご注文のものです。
 前項は、テレビを置く桐のローチェストでしたが、もうひとつは、電話等を置く、桐のハイチェストにして欲しいということでした。
 扉回りが、大分傷んでいましたので、修理をして、ローチェストと同じように、物が置けるように新しく、厚めの桐の板で、天板を作って、古い天板の上に、かぶせるようにしました。
 また、天板が、垂れ下がらないように、上置きの引戸の内側に、束をたてて補強しました。

背の高い桐箪笥を二つに分けて押入れ収納庫に(桐たんす再生、リフォーム)

桐たんす修理、再生、リフォーム(更生)背の高い桐箪笥を二つに分けて押入れ収納庫と小じんまりとした桐たんすの二つに分けました  三つ重ねの桐たんすを、修理再生(リフォーム)して欲しいと、京都市内のお客様から、ご注文いただきました。
 桐たんすの背が高く、一番上の上置きにあたる部分が扉で、中にお盆が入っており、お盆の出し入れがしにくいと思われましたので、「二つに分けて、使われたほうが、使いやすいと思われます」とお客様に、申し上げましたら、[そうしてください」とおっしゃられました。それで、新しく、台輪を一つ造り足して、桐たんすを二つにしました。
 背の低い桐たんすのほうは、押し入れの中に入れて、押入れ収納庫として、使われました。
 押入れの中に入れるのが、高さが、ギリギリでちょっと苦労しましたが、入ってみれば、丁度、ぴったり押入れのサイズに合いました。
 桐箪笥を押入れ収納庫として使うのは、大変機能的で、スペース的にも効率的な使い方だと、感心させられました。
 
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  ご 案 内


会社名 大東漆木工(おおひがしうるしもっこう)
〒602-8491 京都市上京区西社町198−1
TEL 075−432−0043

桐たんす製作、修理再生(リフォーム)京都の大東漆木工