無垢の桐で造る総桐テーブル(座卓、机)オーダー承ります
無垢の桐で造る総桐のテーブル(座卓、机)は、軽くて、狂いが少なく、桐たんすと同じように長年、使えます。
傷が付きやすいのが、難点ですが、桐たんすと同じように、表面を削り直して使いますと、何代でも使えます。
是非、オーダー承ります。

傷が付きやすいのが、難点ですが、桐たんすと同じように、表面を削り直して使いますと、何代でも使えます。
是非、オーダー承ります。

桐テーブルについて、製作工程を通じて、紹介したいと思います。
このぺージでは、総桐テーブル(座卓)の製作工程の一端を、紹介しております。
無垢の桐で造るテーブル(座卓、机)について、少しでもおわかり頂けたら幸いです。

無垢の桐で造るテーブル(座卓、机)について、少しでもおわかり頂けたら幸いです。

桐テーブル(座卓、机)の桐材について
桐材につきましては、ピンからキリまであります。特別、程度の悪い桐材は、避けるとしまして、予算に応じて桐材を選んで、お造りすることが出来ます。
このページで紹介する桐のテーブル(座卓)の桐材は、ちょっとよい桐を使ってみました
いづれにしましても、何年も寝かした桐材を使うことが重要です。
このページで紹介する桐のテーブル(座卓)の桐材は、ちょっとよい桐を使ってみました
いづれにしましても、何年も寝かした桐材を使うことが重要です。
何年も寝かした、桐の大径木の一部分です。

何年も寝かした、桐の大径木の一部分の、厚み10センチの板材を使って、総桐座卓(テーブル、机)を造ります。
桐の製材
桐のテーブルの寸法に合わせて桐を製材します。
製材は、普通、製材業者に頼んで、製材してもらいます。
製材は、普通、製材業者に頼んで、製材してもらいます。
テーブルの寸法に合わせて長さを切ります

テーブルの寸法に合わせた、長さに切る所を、印をつけます。

チェーンソーで真っ二つに切ります。
テーブルの天板の厚みにあわせて桐材を挽き割ります

桐材を挽き割る様子です。

厚み10センチの板を、半分の5センチに挽き割っています。
きれいな木目の4枚の桐の板ができました

この4枚の桐の板のうちの、2枚を使って、総桐テーブル(座卓、机)を造ります。
桐テーブル(座卓、机)の天板を造ります
木取りの予定を立てます。

製材した桐材です。

テーブルの天板にあわせて、木取りの予定を立てて墨付けをします。
桐材を木取りします

桐材を機械で挽き割って、木取りをします。


桐テーブル(座卓、机)の天板と幕板の桐材が揃いました。

木取りし終わった様子です。
この桐材が、桐テーブル(座卓、机)の天板と幕板になります。

さらに桐材の耳を取って、総桐座卓(テーブル、机)の材料が揃いました。
桐テーブル(座卓、机)の天板になる桐材を削ります

定規を当てながら、天板になる桐材を真っ平らに厚みを揃えて、カンナで削ります。


桐材のハギ合わせ面を真っすぐに削って、2枚の桐の板がぴったりと合うようにします。
桐テーブル(座卓)の天板の姿が見えてきました。
天板、ハギ合わせ面にサネを入れます。

ハギ合わせ面に、溝を突いてサネを入れます。

糊をつけてハギ合わせます。

糊をつけてハギ合わせ、金具で締めます。

桐座卓(テーブル)の天板ができました。
出来上がった、桐座卓(テーブル)の天板を、さらに平らに削ります。

出来上がった、桐座卓(テーブル)の天板を、表、裏面共、さらにカンナで平らに、厚みを揃えて削って仕上げます。
仕上げカンナをかけて、ムラを取り、まっ平らに、精妙に仕上げます。


天板が、基準面になりますので、仕上げカンナをかけて、さらにムラを取り、まっ平らに、精妙に仕上げます。
桐テーブル(座卓)の天板の木端、木口面を、カンナで削って仕上げます。

天板の、木端面をカンナで真っすぐに、削って仕上げます。

直角を見ながらけずります。

定規を当てながら、真っすぐに削ります

天板の木口を、カンナで真っすぐに、削って仕上げます。
総桐座卓(テーブル)の、脚回りを造ります。
総桐テーブル(座卓)、脚回りの部材

総桐座卓(テーブル)の、脚回りの桐材です。
幕板と座卓の脚になる材料です。

脚は、別に桐材を用意しました。
真ん中で2つに切って、4本の脚にします。
天板に組み付けるために脚にホゾを取ります。

天板に、しっかりと脚をくっ付けるために、脚に2枚のホゾを取ります。
無垢の桐の天板にホゾ穴を彫る

脚のホゾに合わせて、ホゾ穴を彫ります。

仕上げのノミを使って、丁寧にホゾ穴を仕上げます。
このようにして、桐の天板と、桐の脚を、しっかりとくっ付けることが出来ます。
桐テーブル(座卓、机)の部材の加工が終わった所で仮組みをしてみます

一通り、部材の加工が終わりました。

脚回りを仮組みします。
短手は、追い入れで天板の収縮に合わせて、対応出来るように5ミリほど、余裕を取っています。
長手方向は、導突きで、脚をかっちり支えます。

さらに、天板に脚をくっ付けてみて、きっちり合うかどうか、確認します。
各部材の面を取って仕上げます

角が当たらないように天板は、少し丸みをもたせて面を取り、脚は、1センチほどの幅で、角面を取りました。
総桐座卓(テーブル、机)の部材が出来上きました

総桐テーブル(座卓、机)の部材が出来上きました。

無垢板テーブル(桐)の幕板の役割
無垢の切り材に限らず、無垢板でテーブルや座卓を造る場合、幕板は、天板のそり止めといった、大変重要な役目を持っています。
この幕板や、そり止めの桟がない場合、無垢板の天板は、垂れてきたり、反ったりして、長いこと使えなくなります。
この幕板や、そり止めの桟がない場合、無垢板の天板は、垂れてきたり、反ったりして、長いこと使えなくなります。
短手幕板を、無垢の桐天板に取り付ける加工


天板の伸び縮みに対応出来るように、天板の繊維と、直角になる(収縮する)方向に、長方形の穴を開けて、ボルトを通して、天板に締め付けます。糊付けはしません。
こうする事によって、天板が、割れたりすることを防ぐ事ができます。
長手幕板を、無垢の桐天板に取り付ける加工


同様に、天板の伸び縮みに対応出来るように、天板の繊維と、直角になる(収縮する)方向に、長方形の穴を開けて、糊付けせずに、ボルトを通して、天板に締め付けます。
こうする事によって幕板は、天板に引っ張られずに、常に、真っすぐを保つことができ、狂いません。
無垢の桐の天板と脚と幕板を組み付けます。
桐座卓(テーブル)の天板と脚と幕板を組み付けます。

天板と脚と幕板を組み付けます。
脚は、ホゾの部分に糊をつけて、きっちりと天板にくっ付けます。
幕板は、糊はつけません。
幕板をボルトを通して天板に固定し埋木をします

幕板にボルトを通して締めて、固定します。
糊付けをしていませんので、無垢の桐の天板の動きに、対応することができます。
そして、ボルトの溝の、埋め木の用意をします。

ボルトの溝を埋め木している所です。

埋め木が全て終わり、無垢の総桐テーブル(座卓、机)が出来上がりました。
無垢の総桐テーブル(座卓、机)が出来上がりました
ご案内
会社名 大東漆木工(おおひがしうるしもっこう)
〒602-8491 京都市上京区西社町198−1
TEL 075−432−0043
〒602-8491 京都市上京区西社町198−1
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総桐テーブル(座卓)製作、無垢板テーブル、、京都の大東漆木工